骨粗鬆症は増加していて
推定約1,300万人と いわれています。
圧倒的に女性が多く、発生頻度は
男性の約3倍です。
日本人は殆どの人が十分なカルシウムを
摂取できていないという現状を
聞いたことがないでしょうか
それにもかかわらず、
外食の多い人、ジャンクフードの多い人は、
どうしてもカルシウム不足になりがち
実際はカルシウムをはじめとして、
「ミネラル」に含まれる栄養素の多くが
日本人は不足しています。 しかし、
ミネラルの中でも、ナトリウム(塩分)は
過剰摂取です。
人の骨は20歳頃に骨量のピークを向かえ、
その前の成長期にどれだけ骨を強くし
最大骨量を上げるか そして、
40代前半まで維持出来るかが
非常に重要になってくるのですが
特に女性は更年になると
著しく骨密度が低下するため
若い頃のカルシウムの貯蔵が、
後々の骨の健康を左右します。
そのカルシウムを貯蔵する時期に
過度なダイエットが骨粗鬆症を促す
ということは昨日書いた通りです。
しかし、女性に骨粗鬆症が多いのは
閉経やダイエットだけではないのです。
女性としての体の仕組みが
大きく関わっています。
骨粗鬆症になる割合が女性に多い原因に
妊娠、出産も挙げられること、
ご存じでしょうか
妊娠中や産後、骨粗鬆症になる女性が
意外と多いのです。
特に若い女性の方は
これを知らないと骨の健康において
とても深刻な状況を招きかねません。
そのあたりを次回書かせて頂きます。