骨の健康にかかわる栄養素は多く、
バランスのよい食事を心がけることが
骨粗鬆症の予防の基本です。
なかでも骨の主成分となるカルシウムは
欠かせません。
日本人は全ての世代でカルシウムが
不足しています。
他にも
カルシウムの吸収を助けるビタミンD
カルシウムとビタミンDを同時に摂る
ことで、腸管でのカルシウム吸収率が
よくなります。
更に、
骨を造るのに重要なビタミンKを
多く含む食品を摂ることも大切です。
高齢になるにつれ、小食になるなど
タンパク質の摂取量は不足する傾向が
あります。
タンパク質の摂取量が少ないと
骨密度低下を助長しますので、
タンパク質も意識して摂取しましょう。
カルシウムを多く含む食品
牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、
チンゲン菜、大豆製品など
骨粗鬆症や骨折予防のためのカルシウム
摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
ビタミンDを多く含む食品
サケ、サンマ、イワシ丸干しなど魚類
シイタケ、キクラゲなど、きのこ類
ビタミンKを多く含む食品
納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、
ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど
です。
意識して摂取したいものです。