みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
乳がんは自分で見つけることも可能な
数少ないがんであるものの
セルフチェック(自己検診)を行ったことの
ある女性の割合が非常に少ないこと、
また、日頃から自分の身体を観察をしている
ことで、ちょっとした変化に気づけるように
なることなどなど、書いてみました。
特に注意が必要なのはリスクの高い方で
どんな方かは下記に書いています。
国内の乳がん発見において
6割以上は自分で異変を感じている
訳ですから、積極的にセルフチェックを
行へば間違いなく自己発見率は上がると
一般的には考えられています。
しかし、世界では否定的な意見もありますので
誤解のないように補足しておきます。![]()
というのは、驚くことに欧米では
セルフチェック(自己検診)を薦めない
という動きがでています。![]()
なぜなら複数の大規模な調査の結果、
自己検診をしている人とそうでない人で
乳がんによる死亡率を比べたところ
死亡率は変わらず、不必要な検査が増えた。
という研究結果が報告されているためです。
それにより
セルフチェック(自己検診)については
・死亡率を下げるという明らかな証拠がない
・良性腫瘍の生検など不必要な検査が増える
ということで専門化が集う幾つかの団体では
早期発見には乳がん検診を薦めていて、
自己検診は現在は推奨されていません。![]()
確かに自己検診で見つかる「しこり」は
90%が良性ですので最初から乳がん検診を
受けた方が無駄に精密検査を受けることが
減るという理屈ですが![]()
ただ、これが日本人にも当てはまるか![]()
というとそうではありません。![]()
その背景には、国内における検診事情や
日本人と欧米人の「身体の質」の違いが
あります。![]()
このことについては、追々ということで
乳がん検診やマンモグラフィーのところで
書いていこうと思います。![]()
ですので、今回のところは
日本人と欧米人では事情が異なる
ということだけお伝えします。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!


