痩せ過ぎ、急激な体重減少は、
なぜ骨に悪影響があるのでしょうか![]()
その原因は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、急激に痩せることによって
卵巣の働きが低下し、女性ホルモンである
エストロゲンの分泌が減少することです。![]()
エストロゲンは女性特有の身体を
形成してくれますが、
それだけでなく骨に対しては、
骨を壊す骨破壊を抑え、
骨をつくるのを促して骨を強くする
役割があります。
またエストロゲンは 主に卵巣で作られて
いますが、よく似た物質が脂肪細胞でも
作られています。
痩せると体内のエストロゲンの量が減少し、
骨密度の低下につながるのです。![]()
2つ目は、体重の減少に伴って
骨への負荷が少なくなることです。![]()
骨には適度な負荷がかかると、
鍛えられて強くなる仕組みがあります。
体重が少ないと、せっかくのこの仕組み
がうまく働いてくれなくなります。![]()
3つ目は、栄養の量とバランスで
骨をつくるために必要な栄養が不足して
しまうことです。![]()
極端な食事制限は、健康な体を作るのに
必要なエネルギーや栄養を不足させ、
低栄養という状態を引き起こします。
例えば、低栄養で女性に多いのが
カルシウムやビタミンD不足による
骨粗鬆症や、鉄分不足による貧血
などです。
ですので
骨の健康上、痩せ過ぎはダメで![]()
運動と栄養のバランスが
非常に重要になってくるのです。![]()

