みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
マンモグラフィの検査で2枚の板に
挟まれた時、痛みを強く感じる人は
乳腺が発達している場合が多いこと
そして、乳腺が発達しているのは
どのようなケースで見られるのか
について書いてみました。
もし、乳房の構造として乳腺の量が少なく
脂肪ばかりであったなら、殆ど痛みは
出ないのですが、これは年齢も大きく関係
してきます。

20代、30代といった若い年齢では
乳腺が発達し、硬く張っている割合も
多いようなのですが
年齢を重ね、子供を生み育てることも
無くなると、乳腺は不要になり脂肪に
置き換わる現象がでてきます。
そして70代では乳腺はごくわずかに![]()
しかし、これは一般的な傾向であって
乳腺の量は個人差が大きく、
30代でも脂肪の多い方もいますし、
70歳になってもしっかりとした乳腺が
残っている方はいらっしゃいます。
前回は乳腺が発達していると
マンモグラフィで質の高い画像が得られず
正しい診断ができないことを書きましたが、
言い換えると
年齢によって検査の精度が違ってくる
という表現も出来るとおもいます。![]()
本来であれば日本人の乳がんは30歳から
増加しており40代後半でピークになって
います。![]()
しかし、日本の乳がん検診における
マンモグラフィーの対象年齢は
40歳からということなのです。![]()
何故なのか、もうお分かりでしょう。![]()

マンモグラフィに不向きな人とは
乳腺が発達している場合で、
それが若い女性に多い特徴があります。
反対にマンモグラフィに適している人とは
乳腺の量は少なく、脂肪の量が多い乳房で
年齢が増すごとに、そして高齢になる程、
その傾向は強まるというわけです。
次回、もう少し掘り下げて書いてみますね
それでは、
今日もよい1日を、体に感謝を!
