みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
マンモグラフィにおける圧迫板で
挟まれた時の痛みについて
どれくらいの強さがかかるのか
そして痛がる人にはどんな傾向が
あるのかについて書いていみました。
実は乳房を圧迫した時の痛みというのは
乳腺が圧迫される痛みです。
圧迫されて痛みを強く感じる人は
乳腺が発達している、或いは乳腺症である
ことが多いと思われます。

個人差はありますが、特に若い女性では
乳腺が発達していますので
20代、30代の方はマンモグラフィーで
痛みを感じた経験が多いのでは
ないでしょうか
もし、乳腺の量が少なく脂肪ばかりであれば、
圧力による痛みはほとんどありません。
また、生理前は乳腺が発達して張りやすく
痛みを和らげる基本としてマンモグラフィは
張りの少ない時期が適していますので
生理後がおすすめです。
ところで、
撮影する技師の人は綺麗な画像を残すため
可能な限り圧迫し、乳房を薄く広げようと
します。その時の受診者の痛みは無視され
がちになることもありますので
あまりにも耐えられない場合は
「精度が落ちることは知っていますが
圧力を下げて欲しい」
といいう旨を伝えてみるのも手です。
乳がん検診として受けるマンモグラフィは
やはり安価であることが魅力です。
マンモグラフィが向いていないから
他の検査にしたい、と思っても安価でない場合が
殆どなのです。
どうしても痛くて辛い場合は
精度を落としてマンモグラフィを受けるか
検査を断念するか、他の検査を受けるか
になります。
その判断のしかたも今後書いていきますね

他にも授乳中も乳腺が発達します。
症状も無い状況で受ける乳がん検診では
医療機関により違いはありますが
授乳中と断乳後3~6ヶ月程度は一般的に
マンモグラフィを断られることが
多いです。
というのは、
乳腺が発達している状態では
痛みを伴うから、というだけではなく
検査の質が損なわれ、正しく診断できる
画像が得られない為なのです。
そのあたりは、また次回ということで
それでは、
今日もよい1日を、体に感謝を!