こんばんは
日頃、本屋さんによく行くのですが
店内で健康本を探していると
近くには必ずダイエットの本が数多く
置いてあります。
その種類の多さにも驚きますが
殆どが女性を対象にしているようで
それだけ「細くなりたい」という
女性の思いが反映されているのかも
しれませんね
ただ、
骨粗鬆症は中年期以降になって
発症することが多い病気ですが、
無理なダイエットをすると、
年齢に関係なく骨粗鬆症のリスクを
高めます。
メタボのような太めの人であれば
減量も必要ですが、肥満でも無い人が
痩せる努力をすることは、骨の健康を
考えると危険と言えます。
というのも
普段、骨密度の検査をしていて
20代でも骨密度の数値が低くくて
骨粗鬆症に該当する人が多いのに
驚かされます。
特に痩せている人です。
尋ねてみると、高い確率で
減量の経験があるということ
逆に肥満体型の人は骨密度の数値は
とても良いです。
女性の場合、骨密度は18~20歳頃に
ピークを迎えて、40代を過ぎると
徐々に減る傾向にあります。
そのため、10代のうちにできるだけ
骨密度を増やし、成長期以降は
将来の骨密度減少に備えて骨量を
保っていくことが大切です。
過度なダイエットは、
蓄えておくべき骨量を減らしてしまう
ことになります。
ダイエットが自分にとって
本当に必要かどうか
判断するには
適正体重を調べるのが良いです。
適正体重 = 身長(m) × 身長(m) × 22
です。
いかがでしょうか
次回、なぜダイエットが骨にとって
良くないのか書いてみます。