近年はアンチエイジングという言葉を
よく見聞きします。
これは、抗老化や抗加齢・・・つまり、
老化や加齢による衰えを防ぐ意味です。
美容の世界では、しわ、しみ、たるみ
といった老化による見た目の違和感を
解消する、いわば若返りのことを
アンチエイジングと呼んでいますが、
アンチエイジングが必要なのは、
肌や髪といった見える部分だけでは
ありません。
むしろ血管や内臓、筋肉、骨、神経といった
体内の各器官や機能の老化、衰えのほうが、
ずっと問題だといえるでしょう。
いわゆる、健康を左右している訳です。
そして、
体の各器官や機能の老化に影響を与えて
いるのが生活習慣や環境になります。
偏った食事、運動不足、喫煙、ストレスは
高血圧や糖尿病、脂質異常症、がん、
骨粗鬆症、認知症といった生活習慣病
に直結しています。
老化はだれの身にも起こることで、
それを止めることはできません。
しかし老化の速度は、人によって
かなりの違いがあります。
生活習慣病にしても、かかりやすい人と
そうでない人がいます。
その違いは何か
というと
まさに生活習慣や環境によるものです。
過去には
・生きることは考えること
・生きることは働くこと
と言った人もいますが
いつまでも
そこを目指したいものです。
或いは介護のお世話にならない為にも
日頃からアンチエイジング(抗加齢)を
意識した生活習慣や環境を取り入れるか
が重要なポイントであると考えます。
