みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、なかなか症状の無い
早期の胃がんにおいて、
わずかな異変も見落とさない洞察力
とでもいうべき意識の必要性、そして
経験上多かった胃がんの症状について
書いてみました。
検診など毎年検査を受けていたとしても、
精度は100%ではありませんから、自分で
早期に発見する心構えも持っておいて欲し
いと考えています。
そして今回、サインを見落とさないという
ことで食道がんにも触れたく思います。
というのは、食道がんは発見が遅れがち
なためです。そのこともあって生存率は
がんの中でも低い方なのです。
以前より書いていますが、自治体などが
行う胃がん検診では、内視鏡であれは診て
いますが、Ⅹ線検査では食道を診ていない
医療機関が多いです。
食道を診てくれるかどうか、というのは
医療機関を選ぶうえで重要なポイントです。
ですが、
食道は胃に比べると精度が非常に低く、
がんが見つかりにくい特徴があります。
喫煙や過度の飲酒といった食道がんのリスク
となる生活習慣をもっている方については
内視鏡検査、特にがんを診断し易い
ヨード染色や特殊光観察を備えた装置で
検診を行っている医療機関で受診すると
良いです。
是非、予約を入れる前に確認をして下さい。
日本人の食道がんは、40歳代から増えてきて
70歳ぐらいでピークになります。
見つけるのが容易でない食道がんですが
対策として予防とセルフチェックも重要に
なってくると言えます。
それについては、
また次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を