みなさん、こんにちは
毎日、一生懸命に過ごされていますか
前回は
ということで、鼻から入れる内視鏡の
メリットや、検査の向き不向きについて
ご紹介しました。
今まで内視鏡検査の「苦しそう」という
イメージから敬遠していた方にとって
参考になればと思います。
通常の口から入れる内視鏡検査では
ノドの奥から食道に入るときに「オエッ」と
なる苦しさが、後々トラウマになってしまう
ことも少なくありません。
また、その対策としての経鼻内視鏡では
精度が劣る点、小柄で鼻腔の狭い人では
検査が困難といった欠点もあります。
今回、もう一つの選択肢として
ご紹介する方法が
麻酔を使った内視鏡です。
麻酔を静脈注射して、意識が少しボーっと
している間に検査をするのですが、
検査中のことはほとんど覚えています。
この検査のメリットは
なんといっても、苦しくない事!
そのため丁寧な観察が出来て
検査精度が上がります。
しかし、当然デメリットもあります。
苦しさを感じないことから
内壁を傷つけても受診者に感覚が無く
場合によっては、穴が開いてしまう
危険性があります。
また、検査後に意識がハッキリするまで
病院の中で休息しなければならなく、
直ぐに帰ることは出来ません。その後は
車の運転等を控える必要もあります。
そして麻酔を使うと検査費がやや高くなる
ことが考えられます。
そんな事から、この麻酔を効かせる方法は
非常に手間がかかり、検査後に休息する
ベッドも不可欠なため、
胃がん検診のような
短時間に多くの人を流れ作業で行う検査
予め自治体等で金額が定まっている検査
では、ある程度の利益が見込めないと
麻酔を効かせる医療機関は少ないです。
自費で受けるのは高額だし、どうすれば
となりますが
続きは次回書かせて頂きます。
では、今日も体に感謝する一日を!