みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、タバコを吸わない人と
喫煙歴がある人の胃がんを発症する
リスクの違いをご紹介しました。![]()
特に食道がんでは、喫煙による違いが大き
かったこと、そして食道がんを見つける秘訣
にも触れてみました。![]()
胃がんの発症を促すものとして
ピロリ菌の感染や喫煙は代表的ですが
他にも
塩分の摂り過ぎをよく耳にしませんか![]()
実際のところ多くの研究で、塩分濃度が
高い食生活や、食塩を多く含む食品の
摂取量が多い人では、胃がんの発生率が
約2~3倍高いという結果が出ていおり、
例えば
塩漬けの魚卵、塩辛などを毎日食べると
胃がんリスクは2.5倍上がるという
データもあります。![]()
更に、塩分の摂取量が多い地域では
胃がん発症率が高い傾向があります。
しかし、
塩分そのものには発がん作用は無く![]()
発がん作用のある物質を投与した
マウスの実験では、
塩分濃度を高めて投与すると、
濃度が高いほど、胃がんのリスクも
高まることが分かっています。![]()
また、ピロリ菌感染者で慢性胃炎の
進んでいる人では、食塩を多く摂取して
いる人ほど胃がんの発生が多かったと
報告されています。
ということは要するに、
ピロリ菌に感染していて
更に塩分の摂取量が多いと
胃がんの発症を促進する事が
考えられています。
ちなみに、厚生労働省による
1日あたりの塩分摂取量の目標値は
男性 8g
女性 7g
です。
皆さんは大丈夫ですか![]()
お互いに塩分の過剰摂取には
注意しましょう。![]()
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()


