みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸検査の前処置は
病院ごとに異なっているということ、
そしてその事情について
更には便が出難い方へはどういった
対処がなされるのか
また下剤を飲んでも便が出ない場合は
何を疑うのか?どんな危険があるのか
といったことを書いてみました。
大腸検査において便を取り除く作業は
検査技術と並んで最も重要なポイント
であると考えています。
しかし受診をする方の中には
・大腸の中を綺麗にできたのかな![]()
・もし便が残ってしまったらどうしよう![]()
といった不安もあると思います。![]()
皆さん自分が便の出にくいタイプか
どうかは、ある程度ご存知かも知れませんが
更に、どうすれば良好な排便ができるか
大腸の中を綺麗に空にできるかまでを
知っておくと質の高い大腸検査に
近づけます。![]()
下剤の効きを良くするには
便の残り難い食事を摂ること
便を出し易くすること
もまた大切なのです。
そのため前処置では便の残りにくい
低残渣食を摂ることが求められますが
どんな食事かというと
低繊維、低脂肪、消化の良い食事
です。![]()
ですから検査前日に避けるものは
・野菜や果物
・こんにゃく
・豆類(豆腐はOK)
・キノコ類
・海藻類
・油分の多いもの
・乳製品
などで NG です。
便を残したくないからといって
何も食べないのも問題で体調不良の
原因になります。
おすすめの食べ物は
素うどん、おかゆ、など消化が良いもの
白米、パン、豆腐、卵なども一応OKです。
バナナ、ヨーグルト、プリン、ゼリー
クッキー、クラッカー、キャラメル、飴
具の無いみそ汁やコンソメスープ、お吸い物
ナッツ類が入っていなければカロリーメイト
なんかも良いです。
ただお腹一杯食べるのはダメです。![]()
最低限の量にして下さい。
時々いるのです。検査2日前に
明日から食事制限があるから
今のうち腹一杯食べてしまう人が![]()
これでは
前処置不良の可能性が高まります。![]()
便の出にくいタイプの方は、
その度合いにもよりますが
軽い便秘であれば検査の2,3日前、
酷い便秘であれば1週間前から
食物繊維や脂肪分が少なく
消化の良いものを意識した食事を
工夫することが重要です。
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()
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