みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸検査を行う前の準備
すなわち大腸から便を取り除き綺麗に
するための作業の前処置について
少し触れました。
大腸の中を綺麗に掃除するには
便秘など便通の状態や下剤の効きが
大きく影響するのです。![]()
もし、便が粘膜に付着していたりすると
がんや小さなポリープは隠れてしまい
見つけるのが困難になるので![]()
この前処置の出来によって
大腸検査の精度も大きく変わり
非常に重要な作業になってきます。![]()
どんなに優れた検査技術をもっていても
大腸の中が綺麗に掃除されていない状態
では十分な検査もできず、診断価値の乏しい
結果になるのは言うまでもありません。![]()
ですから前処置では強力な下剤を使って
強制的に便を出す訳です。
目標は検査までに
便の残りのない透明な水の状態
です。![]()
もし検査の直前まで固形が出るようで
あれば、担当者に伝えることです。![]()
病院によっては便の状態を確認せずに
そのまま検査をするところもあります。![]()
当然結果は良くないです。
前処置の方法は病院により異なり
大きく分けると
在宅前処置法、院内前処置法、その両方
があります。
在宅で行う場合は
検査の前日から消化の良い食事(低残渣食)
を摂ってもらうのですが、検査食を購入して
もらう病院が多いです。
そして2種類以上の下剤を使用します。
検査当日は絶食です。。
下剤を服用するので自宅の方が安心という
方には良いのですが、病院までの移動が
あり過ぎると下剤の影響で大変な場合も![]()
院内で前処置を行う場合は
基本、前日は消化の良い食事で
検査当日は絶食です。
下剤の服用は来院してからになり
かなり強力な下剤を飲んでもらい
大腸の中を空にします。
2000cc程の量を飲んでもらう病院が
多いです。
在宅と院内の両方で行うというのは
前日から消化の良い食事を摂るのは
変わりませんが、夜に少量の下剤を
服用してもらい、検査当日は絶食で来院し
強力な下剤を飲んで頂く流れです。
これが大腸の中を綺麗に掃除する手段
なのですが、あくまで一般的な方法で
便の出にくい方には不十分なことも
多々あります。![]()
ではどんな工夫が![]()
となりますが
続きはまた次回に![]()
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()


