みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか？
前回は
ということで、大腸がん検診で
要精密検査となっても精検受診率が悪く
その理由として大腸検査が
「辛い」「苦しい」「恥ずかしい」
というイメージが根強いことが
挙げられると書きました。
しかし、精密検査を受けなければ
大腸がんの早期発見はムリです。
病院の現場で働いていると殆どの人が
早期発見を望んでいることを生の声で
聞くことが出来、その思いを感じる
事ができます。
ですが、検査を受けたくない。という思いも
また多く存在するのも確かで、そのことから
目を背ける事もできません。
ではその大腸検査とはどんなものなのか？
そして何が辛いのか、苦しいのか、
緩和する方法はないのか、などなど
大腸検査について触れてみます。
大腸検査は悪性腫瘍やポリープを始めとして
内腔や粘膜の状態を見るために行われます。
一般的には
大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)
大腸Ⅹ線検査(注腸検査)
大腸ＣＴ検査
のどれかが行われるのですが
いずれの検査においても必ず、検査の妨げ
になる便を取り除き大腸の中を綺麗に掃除
するための前処置が行われます。
この大腸の中を綺麗にする作業が
どれだけ良好に成されたかによって
検査精度や検査時間に大きく影響を与える
ことになるのです。
もし、前処置不良となると検査も途中で
中止となることもあります。
ですから特に便秘の方は前処置にも
より一層の工夫が求められてくることに
そしてこの前処置は
食事制限と下剤の服用で行われるのですが
実はその方法は病院により異なるので
自分に合った前処置を見つけるのも
肝心かと考えます。
また、
検査に携わっていると、下剤の効きに
個人差も見受けられます。
検査前に行う前処置が上手くできているのか
判断する手段はないものか
当事者になると気になりますよね
続きはまた次回書かせて頂きます。
では、今日もよい１日を、体に感謝を 
