みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸ポリープを初めとし
大腸がんなど、大腸の粘膜に異常がないか
を調べるうえで大腸内視鏡にしか出来ない
診断の方法や治療法があることについて
書いてみました。![]()
がん化する前の良性ポリープを見つけること
そして仮に大腸がんであっても早期がんで
あれば殆どの場合において、お腹を切らずに
内視鏡で切除することが可能です。
早期発見のメリット、大腸内視鏡の有用性
伝わりましたでしょうか![]()
ただ、大腸がんは怖いけど大腸内視鏡は
もっと怖い、と検査を拒否する人がいる
のも事実で恐らくは過去に大腸検査で
酷い目にあっているのでしょう。![]()
しかし、例え他の検査を行ったとしても
異常があれば最終的な診断をするには
大腸内視鏡が必要なのです。![]()
では何故、大腸内視鏡というと
「痛い」「苦しい」「麻酔が必要」という
意見が多いのでしょうか![]()
これには幾つか理由があります。
一つに
大腸内視鏡は肛門から入ると同時に
空気を送り込んで大腸内を膨らませて
診易くしています。この入れる空気量に
よってはお腹がパンパンに張り腹痛を
起こすことも考えられます。
しかし最大の理由は
これは検査を行う側からすると
受診者により検査の難易度が違うのです。
どういうことか、というと
大腸の形、いわゆる湾曲の複雑さ
我々は大腸の走行と呼んでいますが
人それぞれで異なっており
上の図のような湾曲の少ない大腸の走行
は滅多に、いや殆どありません。
上の図は大腸のイメージに過ぎません。
通常はもっと複雑な走行をしています。
では複雑な走行とはどういうことなのか
なぜ痛みが伴うのかといったことに
いういて次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()
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