春の陽気でが漂っていますが
インフルエンザB型、流行っています。![]()
昨日はカリウムが塩分コントロールに
重要な役割をしていると書きました。
血圧を調整する成分はナトリウムや
カリウムだけではありません。![]()
ナトリウム、カリウムと同じミネラル
成分であるカルシウム、マグネシウム
もとても重要なのです。
高血圧の予防や改善のために、
カルシウムも多めに摂りたいものです。
カルシウムは、骨を作るミネラルで、
その99%が骨や歯の中にあり、
残りの1%は血液や筋肉、神経
に含まれています。![]()
カルシウムが不足すると、
骨からカルシウムが血管細胞に送られ、
血管を収縮させるため血圧が上がります。
これは、![]()
カルシウムを過剰摂取している訳では
ないのに、骨以外の細胞のカルシウムが
1%を超えて過剰な状態になります。
この症状のことを、
カルシウムの代謝異常といいます。![]()
すなわち、カルシウム不足が続くと、![]()
骨のカルシウムが溶け出し、
骨以外のカルシウムが過剰になり、
骨粗鬆症や高血圧、動脈硬化などを
引き起こす原因になります。![]()
多くの研究でもカルシウム摂取量が
少ない例で血圧の上昇が認めており、
カルシウム不足にならないように
することが大切です。![]()
カルシウムの吸収率が高いのは
牛乳や小魚類です。![]()
カルシウムの吸収のためには
活性型ビタミンDが必要となります。
活性型ビタミンDは、日光に当たる
ことで体内で合成されますので、
外で日光を浴びることも、
カルシウムをよく吸収していくため
には大切なことです。![]()
カルシウムは日本人に最も不足して
いる栄養素の一つです。
意識的に摂ることが重要です。![]()
次回はマグネシウムについても
書かせて頂きます。

