今日から米国ではサマータイム入り
世界でもこの時期はバタバタしてます![]()
前回はオリーブオイル、ナッツの
効果を裏付ける研究の話をご紹介
しました。![]()
それで先日より地中海料理の効能で、
効果があるオリーブオイルは、本物の
エキストラバージンオリーブオイルだけ
であることを書いてきました。![]()
では“本物”とは![]()
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その前に
主要生産国が加入する国際オリーブ協会
(IOC)は食用オリーブオイルを製法により
・バージンオリーブオイル
・精製オリーブオイル
・オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
に分けています。
バージンオリーブオイルとは
オリーブの果実を搾ってろ過しただけ
の一切化学処理を行わないオイルで
成分の化学的分析と、鑑定士による
味、におい、色などに関する検査の
2つの方法により格付けされます。![]()
鑑定士による味、におい、色に関する
検査にて一つも欠陥がないと認められた
高品質なバージンオリーブオイルで
酸度が100g当たり0.8gを越えないものが
エキストラバージンオリーブオイル
になります。
精製オリーブオイルとは
質の低いバージン・オリーブオイルを
精製(脱酸・脱臭・脱色等)したもので
酸度が0.3%以下のもの
ピュアオリーブオイルとは
精製オリーブオイルにバージン・
オリーブオイルをブレンドして
酸度が1%を超えないものです。
日本では、JAS規格により
食用オリーブオイルの酸価が2.0以下と
定められています。酸度に換算すると
酸度1.006%以下のものが国内で販売
可能になります。
困ったことに![]()
日本では上記の国内販売可能な
オリーブオイルに該当するオリーブ
オイルであれば、精製オリーブオイル群に
属する、ピュアオリーブオイルであっても
ラベル表示を「エキストラバージン・
オリーブオイル」として販売が可能なのです
次回は国内で本物のエキストラバージン・
オリーブオイルを選ぶ知恵(方法)について
触れてみようと思います。

