血糖値の急激な上昇や下降は
動脈硬化の進行を促し、更なる
合併症のリスクを高めています。
近年は運動の有効性が認められ
食後30分~1時間程度の間に運動を始める
ことで、血糖値の上昇を効率よく抑える
効果があります。
そして、30分程度行うのが理想です。
運動時には大量のエネルギーが筋肉で
必要とされるため、そのもとになる
血液中のブドウ糖が大量に消費され、
血糖値を抑制する効果がでるわけです。
血糖値を下げる運動には、
有酸素運動と筋力トレーニングがあり、
一般的に有酸素運動が勧められていますが
筋肉を増強する筋力トレーニングも、
同様に効果があると言われています。
最近の研究では、有酸素運動と
筋力トレーニングを組み合わせること
によって、より良い効果が生まれることが
明らかとなっています。
運動といっても
ヘトヘトになるような本格的なもので
なくて大丈夫です。
30分が無理なら、10分でも効果は
あります。
続きは次回書かせて頂きます。
食後高血糖を避けるために
基本は、
食べたら動くそして筋肉を使う
です。