最近、甘い物の摂り過ぎが気になります。
特に寝る前は禁物と知ってはいますが
腎臓は尿を作るという、非常に重要な
機能を果たしています。
しかし腎臓もまた毛細血管が集まる臓器
であり、糖尿病で血糖値の高い状態が続く
ことで、動脈硬化が進行し、細かな血管は
壊れて、破れたり、詰まったりして
老廃物をろ過することが出来なく、
尿を作れなくなってしまいます。
この腎臓の血管が詰まってしまい、
尿が作れなくなってしまうのが
糖尿病性腎症です。
そうすると、人工透析という形で
尿を外に出す必要が生じてきます。
人工透析は、週に3日ほど病院に通い、
数時間横になりながら、溜まっている
尿を体から抜き取る治療です。
糖尿病性腎症の場合も
他の糖尿病性疾患と同じく
自覚症状は殆どありません。
ですが、兆候として、見分け易いものは、
「たんぱく尿」です。
尿に「たんぱく」が混じっていると、
ろ過機能が弱っている兆候といえます。
糖尿病の方が病院で尿の検査をするのは、
「たんぱく質」が出ているかどうかを
みるためでもあるのです。
人工透析は一生続きます。
糖尿病の方は、腎臓を守るために
病院での検査、治療が必須になります。