「認知症」と「物忘れ」の違い
なんとなく、イメージできたでしょうか
生活習慣病の方は、認知症になり易く
特に糖尿病の人は
アルツハイマー型認知症や血管性認知症の
発症リスクが2~4倍になるのですが
認知症のなかでも
アルツハイマー型認知症と血管性認知症
が占める割合は
全認知症の中で
アルツハイマー型認知症が約60%
血管性認知症が約15%になります。
アルツハイマー型認知症とは
神経細胞が壊れてしまい減っていく為に、
認知障害が起こると考えられています。
また徐々に脳全体も委縮していき身体機能
も失われていきます。
男性よりも女性に多く見られます。
そして近年、増加の傾向があります。
血管性認知症とは
脳の血流障害により起こる認知症で、
脳の血管が詰まる脳梗塞や、脳の血管が
破れる脳出血などで、脳の一部の
神経細胞が死滅するために起こります。
糖尿病の人が認知症になり易い理由は
血糖値の高い状態が続くと
脳の神経細胞にダメージを与えることが
分かってきいます。
また、糖尿病は動脈硬化を促進します。
動脈硬化が進めば脳梗塞の発症リスクが
高くなり、血管性認知症にもなり易く
なります。