寝る前の甘い物は禁物ですが
アイスクリームが止められない此の頃です
健康診断で血糖やHbA1c、尿糖で
引っかかると、精密検査を促されます。
精密検査は何をするのかというと
HbA1c、糖負荷試験、インスリン分泌検査
が行われれるのですが
HbA1cは、
過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態です。
糖負荷試験は
「ブドウ糖負荷試験」や「75gOGTT」とも
いいます。
この検査は食後10時間以上、すなわち空腹で
行います。
先ず、
空腹時血糖を測定するために採血を行ない、
その後、
ブドウ糖75gを水に溶かした砂糖水を飲んで
30分後、1時間後、2時間後、場合により
3時間後に採血をして血糖値を測定します。
それにより、
ブドウ糖を飲んだ後に血糖値が上昇をして、
その後どんな下がり方をするのかを診ます。
この検査は採血を4,5回行いますので
針を刺されるのが苦手なかたには
苦痛かもしれません。
また、採血と同じタイミングで尿検査を
するケースも多いです。
インスリン分泌検査も血液検査ですので
糖負荷試験と併用で行います。
インスリンは血糖値を下げるために
必要不可欠なものですが、膵臓からの
分泌量が十分かどうかを計ります。
ですので、
糖尿病かどうかの精密検査のときは
検査時間だけで2~3時間を要します。
それに、大抵はその場で結果は出ません。
後日、結果を聞きに再び来院することに
なります。
仕事をしている方は大変です。
検査の費用はというと
HbA1cが500円ほど
糖負荷試験が2,000円程
インスリン分泌検査が1,100円程です。
これの保険適用額が負担金となります。
精密検査にお世話になることが無いように
生活習慣を気をつけましょう。