みなさん、お疲れ様です。
脂質を気にしつつ、昼は連日菓子パンで
皮下脂肪と聞くと、お腹周りや二の腕、
太もも、お尻などを想像しますが、
全ての皮膚の下に存在しています。
そんな皮下脂肪ですが、多くなると重大な
病気になるリスクが大きくなります。
皮下脂肪と女性ホルモンは密接な関係で
実は、皮下脂肪は女性ホルモンの作用
によってつき易い脂肪です。
皮下脂肪が女性に多いのもこのためです。
そのため、女性でも閉経して女性ホルモンが
減少すると、皮下脂肪ではなく内臓脂肪が
つき易くなります。
皮下脂肪が増え肥満になってしまうと、
脂肪細胞から女性ホルモンが分泌されます。
この女性ホルモンの作用により
女性特有の子宮体がん、乳がん、子宮筋腫、
生理不順などを発症しやすくなります。
他にも皮下脂肪が多く蓄積されれば、
心臓を圧迫して心筋症になり易く
皮下脂肪が多く蓄積されている人は、
認知症のリスクが、通常の人の2~3倍もなり
易いという研究報告も多くあります。
また体重を支えきれず、股関節症や膝関節症
など、歩行に関わる病気に女性がなり易い
というのも、皮下脂肪型肥満が原因のひとつ
なのです。
30代から膝の痛みを訴える人が増えており
膝の痛みは、すねの骨と膝関節がずれて
起きますが、実は膝の痛みの原因は
皮下脂肪なのです。
皮下脂肪が筋肉に貼り付いて収縮し、
関節のずれを発生させています。
更に皮下脂肪の重みが膝や股関節に
負担をかけています。
皮下脂肪は多過ぎても少な過ぎても
問題が生じます。
皮下脂肪が少な過ぎると、
体温維持が困難になってしまうため、
冷え症の原因となってしまいます。
また、ホルモンを分泌する機能の
働きが低下するため、様々なホルモンの
分泌に影響が現れてくるのです。
皮下脂肪は、多過ぎても少な過ぎても
問題があるため、適度に落とすことが
大切です。