またハードな1週間が始まりました。
限界への挑戦です。
血圧の薬も効かない謎の高血圧
の続きですが
腎臓病について
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を
尿として体の外へ排出する働きをします。
そして、塩分と水分の排出量をコントロール
することで血圧を調整しています。
腎臓の機能が低下すると
余分な塩分と水分の排出ができなくなって
血液量は増加し血圧が上がります。
更に、血圧が上がれば腎臓への負担が増え、
ますます腎臓の機能が低下するといった
悪循環となります。
腎臓と高血圧は極めて密接に関係していて、
多くの高血圧の原因が、腎臓のナトリウム
調節機能の異常にあると考えられています。
我々の体は体重の60%が水でできています。
主としてナトリウム(食塩)の量によって
体内の水分量が決まっており、
腎臓の働きが正常であれば、塩分をある
程度多く摂っても尿として排出され、
体の水分は一定に保たれます。
腎臓の悪い人が塩分をたくさん摂ると
体の中に水分が溜まってしまうことに
なります。
腎臓の病気は高血圧を発症させ、また逆に、
高血圧は腎臓病を悪化させる要因でもあり
ます。
高血圧患者さんの30%が腎障害を合併して
いるという報告もあります。
やはり血圧の高い方は、食塩の過剰摂取に
気を付けなくてはいけません。