最近、気持ちを落ち着かせるだけで
仕事中も血圧が低いのに驚きです。
そして、脈圧も理想の状態です。
脈圧とは
最高血圧から最低血圧を引いた値で
最高血圧と最低血圧の差になります。
脈圧 = 最高血圧 ー 最低血圧
脈圧は特に基準が無いのですが、
40~50mmHg 程が理想と言われています。
そして、
脈圧は、動脈硬化の度合いの指標です。
脈圧が60を超えてくると心筋梗塞や脳卒中の
危険性が高くなるという研究報告もあります。
脈圧が高いということは
血管が“硬く”なってきているサインです。
特に心臓に近い太い血管の動脈硬化が
進んできている可能性があります。
即ち、
血管が硬くなり、太い血管の弾力性が低下し
抵抗が大きくなると、脈圧が大きくなります。
高血圧の人の中には
「自分は上の血圧は高いが、下の血圧は
低いから比較的大丈夫」と考えている人が
いますが、それは間違いです。
最大血圧、最小血圧のどちらが上がっても
血管は硬くなり、血管の老化は進行します。
特に
最大血圧と最小血圧の差が大きい人ほど、
動脈硬化がより進んでいると考えて下さい。