甲状腺って、あまり気にしたことが無い。
そんなこと、ありませんか
検査をしていると、何らかの所見のある人は
結構多くいます。特に女性です。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌される
甲状腺機能亢進症では血圧が上昇
する
傾向にあります。
甲状腺機能亢進時は、ホルモンが直接心筋の
収縮を強くする為、最高血圧が上がり、
最低血圧については、抹消血管の緊張度を
下げるので、低下する作用が生じます。
甲状腺ホルモンは最高血圧を高くする作用を
もたらす反面、血管の硬直を緩和させる作用
も同時に発生させる為、最低血圧においては
逆に低い数値を示すようになります。
最高血圧と最低血圧の大きな差（脈圧差）は
人体への大きな負担になりますので注意
最高血圧と最低血圧の差（脈圧差）で
何が分かるのについては、次回書いて
みます。
今日は、
甲状腺機能亢進症のセルフチェックを紹介
甲状腺ホルモンは新陳代謝を高めるホルモン
です。甲状腺ホルモンの過剰は脈圧差以外に
も次のような症状がみられることがあります。
・動悸や脈拍数が増えます。
・汗がたくさん出て、喉が渇きます。
・甲状腺が腫れる
・食べても食べても痩せます
・疲れやすくなる
・トイレの回数は増え、下痢気味
・イライラしやすくなります。
・手指の震え
・眼球が突出してくる
など
病院に行くと血液検査で甲状腺の異常を
調べることになります。参考までに
