みなさん、こんにちは
最近の胃の調子はいかがでしょうか
ピロリ菌という言葉を一度は聞いた事
ありませんか
ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌です。
胃の中は金属をも溶かしてしまう程の
強い酸性(pH2)である胃酸があるため
通常の菌は生息できず、昔は細菌はいない
と考えられていました。
しかし、
様々な研究からピロリ菌が胃の病気に
深く関っていることが明らかになり
WHO(世界保健機構)は1994年に
ピロリ菌が確実な発がん物質である
ことを認定しています。
このピロリ菌ですが、成人の約半数が感染
していると言われていて、割合としては
20代では1割前後、50代以上で7~8割と
髙くなっています。
また、ピロリ菌に感染していたとしても
除菌により胃がんの発生率が1/3に抑制され
ピロリ菌の除菌が胃がん予防に効果がある
ことも証明されています。
なんとなく、ピロリ菌がどのような者か
わかりましたか
次回は、このピロリ菌と胃がんの関係、
対策など、もっと詳しく書いていきます。