みなさん、こんにちは
いかがお過ごしですか
暑くなってきました。
水分補給は忘れずに
さて、
日本人の死因第一位は”がん”ですが、
その中でも肺がんが最も多い状況です。
その理由の一つに早期発見が困難な
がんであることが挙げられます。
肺がんは初期の段階では症状が殆ど無く
健康な人が受ける肺がん検診に期待が
集っています。
しかし胸部X線検査では、立体的な肺や
その周囲の臓器を2次元の画像として
写し出していることもあり、がんを見つ
ける検査としては精度が今一つで
2cm以下のがんは滅多にみつかりません。
さらに、肺を診るために受けている
胸部X線検査なのですが、
実は写っているのは肺全体の70%にも
及びません。
これは肺と一緒に写っている心臓や
動脈、静脈といった血管、そして横隔幕
などの影響で、それらの前後に存在して
いる部分の肺が、重なり合って見えなく
なっているのです。
他にも肋骨があると肺を見えづらくして
しまっているなどの障害もあります。
この状況ですから、胸部X線検査の
判定が「異常なし」であったとしても
安心はできないといえます。
というか、異常なしという判定自体に
問題があるのでは、と思いませんか
では早期発見するには、どうするのが
効果的なのかは、また今後書いてみます。