みなさん、こんにちは
今日は、どんな一日をお過ごしでしたか
私はまた寝不足で辛いです。
さて、
X線の画像というのは白と黒で
表現されていますが、
白っぽく写っているところ、
黒っぽく写っているところ、というように
何故、白や黒の濃淡が出るかというと、
X線の通り抜けた度合いで変わるからです。
空気はX線が通りやすく
水分や骨は通り難いのです。
X線の通り易いところは黒く写り、
通り難いと白く写る。
そして、通り抜けた度合いにより
色の濃さが変わります。
というのがX線画像の特徴です。
その為、空気を多く含む肺は黒く写り
心臓や血管など水分が多く占める部分や
骨などは白く写るというわけです。
このようにX線の通りやすさ、通り難さを
考えながら、通常とは異なる写りはないか
画像を読んでいきます。
胸部X線検査では、肺の部分に
肺がん、肺結核、肺炎などの異常があると
X線の通り抜けた度合いにより白っぽく、
そして不自然に写るのです。
逆に気胸や肺気腫のように、空気が多く
含まれた状態では通常より黒く写るのです。