みなさん、こんにちは
今日はどんな一日をお過ごしでしたか
肺がん検診ですが、現在のところ
真っ先に胸部X線検査が行われて
います。
実は、この検査はX線検査の中でも
最も行う頻度が多い検査であり、最も
簡単にできる検査の一つといえます。
また、成人した日本人であれば、
殆どの方が胸部X線検査の経験があるはず
で、最も馴染みのあるX線検査といえる
のではないでしょうか
大きく息を吸うのは、肺を広い範囲で
見る為で、息を止めるのは、呼吸による
肺の動きで画像がブレないようにする
ためです。
そして呼吸を止めた瞬間に
背中側からX線を照射します。
体を通過したX線は胸側の検出器で
読み取られるしくみです。
その間、およそ0.02~0.06秒の一瞬です。
この時間に幅があるのは何かというと
体格による違いです。
例えば、痩せた女性であれば
少ないX線量で体を通過しますが、
肥満型の男性のような巨体の場合など、
X線量を多くしないと体を通過せず、
体の厚みで遮断されてしまうのです。
そのため時間でX線量の調節をしている
訳です。
そして
部分部分の通過量の違いから、白と黒の
濃淡として胸部の画像が出来上がるという
ことなのです。
イメージできましたか