みなさん、こんにちは
なんかとても暑いですが
どんな一日をお過ごしでしたか
今日は
肺がん検診の精度について書く前に、
肺がん検診の対象者であれば
みなさんご存知とは思いますが
どんな検査をするのか触れてみます。
先ず肺がん検診は、男女共に40歳以上の
方が対象になっています。
内容としては問診、胸部X線検査なのですが
1日の喫煙本数×喫煙年数の数値が600以上
の人は肺がんのハイリスク群にとされて
喀痰細胞診も一緒に行うことになります。
例えば、1日にタバコ20本を30年吸って
いる場合には喫煙本数×喫煙年数が600と
なり、ハイリスク群に該当する訳です。
これは現在タバコを吸っている人だけで
なく、過去にタバコを吸っていた人も
対象となるのです。
ですので肺がん検診の検査としては
対象者全員に胸部X線検査
そして、ハイリスク群のみ
喀痰細胞診がプラスされる
ということになります。
胸部X線検査は成人した日本人であれば
誰もが経験している検査です。
「息を吸ってー、止めて下さい」
という掛け声の後、X線を出して肺の写真を
撮ります。
体の位置合わせから撮影まで、
ほんの十数秒で終わる簡単な検査です。
あっ、そうそう、いつもここで問題になるのが
どんな服装ならよいのかということ
それも今後書いていきますね
そして喀痰細胞診は
口から痰(たん)を採取して、痰に混ざった
細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞がないかを
調べる検査です。
これが肺がん検診の概要ですが
今後もっと詳しく検査の落とし穴など
書いていこうと思います。