今日はどんな一日をお過ごしでしたか
最近は振り回されることが多く、困惑![]()
さて
症状があって外来を受診した場合、
がん検診に比べてがんの発見率は高く
また進行がんの率も高くなります。
がん検診はというと、症状の無い健康な人を
対象にしていることもあり、早期がんが
多く発見されるのは当然のことなのです。
しかし、がんは発生した時点から
一定の大きさになるまで検査で発見する
ことはできません。![]()
では、発見できるのはどの程度の大きさか
というのは、がんの種類やできる場所、
そして検査の精度によって異なるのです。
この為、ある程度の見逃しは、がん検診だけ
でなくどのような検査であっても起こって
しまうのが現状です。
いろんな臓器の”がん”がありますが
検診を行うのに向いている”がん”は
というと、
そのがんになる人が多く、また
そのがんによる死亡数が多いこと、
そしてがん検診を行うことで、その
がんによる死亡が確実に減少すること
といえます。![]()
がん検診は国内のがん死亡率を下げる
ことが求められていて、
ある程度の見逃しがあっても ![]()
早期発見、早期治療による
“救命の効果あり”と判断されているのが
最大のメリットなのです。![]()
いわば総合的にみて、検診を受ける
メリットがデメリットを上回ると判断され
たものが、がん検診といえます。
正直、「受ける側」と「行う側」で温度差が
あるように思えてなりません。![]()

