病院というのは体の異常を訴えていて
診療を希望している場合には
予約外であっても診なくてはいけなく
待ち時間にも大きく影響してくることは
前回書いた通りです。![]()
そして今回、3つ目の理由は
「採算を重視せざるを得ない」
ためでです。
病院も企業と同じで利益がなくては
経営が成り立ちません。![]()
そして現代では採算が合わないと
公的な病院でも無くなってしまう
ご時世です。![]()
患者さんの立場になると
もっと予約数にゆとりを持てないのか、
もっと医者をはじめ、スタッフを増やせ
ないのかといった意見もあると思います。
病院も1年を通して毎日忙しい訳でもなく
例えば、風邪やインフルエンザの時期は
健康で普段は病院に来ない方々も多数
来院します。
ピーク時の人数を基準に医師や看護師を
確保すれば、待ち時間は短くなりますが、
オフシーズンの時期には余計な人件費が
発生することになり、
それを避けたい経営者が殆んどなのです。
もし、
いつも混んでいるのにもかかわらず
病院の規模に比べてスタッフが少ないと
感じたら利益重視の病院であるか、
勤務条件が悪くスタッフの集まらない
病院といえます。
いずれにせよ、患者第一主義では
無いのかも知れませんが、
綺麗ごとでは経営が成り立たない
というのが病院側の考えなのです。
そして医師や看護師、事務といった
スタッフが足りないことで
患者に負担が生じるというわけです。![]()

