がんによる死亡を防ぐためには、
がんに罹らないようにすることが大切
まっ、それが出来たら苦労しないよ
と思われるでしょうが・・
がんは遺伝するといわれているものの
遺伝によるがんは5%程度と少なく、
喫煙、食生活、運動等の生活習慣が
約70%を占めると報告されています。
故に、
生活習慣に気をつけて発がんリスクを
下げることが重要であることを
伝えたかった訳で
ただ、発がんリスクを下げるために
生活習慣の改善を心がけたとしても、
がんに罹るリスクはゼロにはなりません。
そのため、
がんによる死亡者を減少させるには、
早期発見・早期治療も必要なことは
誰もが認めることと思います。
そして、
そのためにあるのが「がん検診」です。
ただ残念なことに
平成28年の「国民生活基礎調査」によると、
日本のがん検診受診率は、
男性では、胃がん、肺がん、大腸がん検診の
受診率は4~5割程度であり、
女性においては、乳がん、子宮頸がん検診を
含めた5つのがん検診の受診率は3~4割台
となっています。
諸外国では、乳がん検診・子宮頸がん検診は、
国策として行われるなどして高い受診率を
維持しています。
一方、アメリカは任意検診が主体ですが、
子宮頸がん検診・乳がん検診は80%前後と
高い受診率を維持しています。
先進国の中でも、日本の受診率は
40%台と極めて低いのが実情です。
続きは、また次回書かせて頂きます。