前回は昔アメリカで提唱されていた
がん予防の14ヵ条について触れましたが、
この中にタバコ(喫煙)が入って
いないんです。
何故かというとタバコの発がん性は明らか
で既に広く知れ渡っているためなのです。
がんの原因いついては
『食事が30%、タバコが30%』と
いわれています。
これは以前にアメリカのハーバード大学が
だした推計によるものでして
食事というのは
「成人期の食事と肥満」を意味し、
これが原因でがんになるのが30%、
喫煙の30%と合わせると
なんと 60%も占めています。
さらに、
運動不足が5%、アルコールが3%で、
生活習慣が、がんの原因の約70%にも
なっているということです。
言い換えると、食事や禁煙など
生活習慣の改善により予防可能な割合が
約70%と推測されるわけです。
それに比べ、遺伝はわずか5%程度で、
いかに生活習慣が重要かということは
いうまでもありません。