今日は「がん」の傾向について
書いてみたく思います。
日本人の死因第1位が「がん」になったのは
1981年からで、既に40年近くになります。
いまや日本では
2人に1人が「がん」になり、
3人に1人が「がん」で死ぬ
そんな時代です。
そして、今もがん患者数、死亡数ともに
年々増え続けている状態です。
そして、日本だけでなく世界的にみても
がん患者数も死亡数も増え続けています。
しかししかし、
先進国だけをみてみると
がんによる死亡数が増え続けているのは
日本だけなのです。
欧米では、毎年がん死亡数は減っています。
それに比べ、日本では増加が止まりません。
先進国では
高度な検査設備や検査技術もあり
従来ならば見つからなかったような
小さな早期のがんが発見され、
がんの拾い上げが増加しているという
側面から、がん患者は増加しています。
しかし、がん死亡数が減っている背景には
医療設備が整った先進国では
高い治療技術により、がんを治すことができ、
がんによる死亡数が減少して
当然な訳です。
まして先進国の中でも、日本の医療は
トップクラスといわれています。
ですが、なぜ日本では、
がん死亡数が増え続けているのだろうか
疑問に感じる方も多いのでは
ないでしょうか
次回そのあたりの解説をさせて
頂きます。