みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、女性はどれくらいの確率で
乳がんを発症しているのか
年齢的にどの世代で多いのか
そして男性にも乳がんが起こるのか
その頻度は といったことについて
触れてみました。
今、乳がんを発症する人は
毎年増え続けていて、その人数は
1980年には14,400人程でしたが
2014年には87,200人になっています。
なんと、なんと35年の間に6倍にも
増加しているのです。
そして、その増加率にも驚かされますが
30年以上前と比べると、明らかに
若い世代で罹患する割合が増えています。
何故、こんなに増えてきたのか
気になりますよね
それは、また後で書かせて頂きますが
その前に、
どんな人が乳がんに
なりやすいのか
というと
一般的に次のような人が注意と
いわれています。
初潮年齢が早かった(11歳以下)
月経周期が早い
閉経がが遅かった(55歳以上)
出産経験がない
初産が高齢出産
肥満
乳腺疾患にかかったことがある
祖母・母・姉妹に乳がんになった人がいる
40歳以上
上記から見えてくることは
最初の3つは月経が関係しています。
初潮が早くて閉経が遅いということは
それだけ女性ホルモン(エストロゲン)の
刺激を受ける期間が長いということ、
エストロゲンの分泌量は排卵前後に
最も増えるので、月経周期が短いことも、
それだけエストロゲンの刺激を多く受けて
いると捉えることができます。
また、妊娠していると月経がないため、
エストロゲンの分泌も少なくなり
子供を多く生む女性は、乳がんの発症率が
低い傾向がでています。
日本の女性は出産回数が減少しているので
エストロゲンの影響を受ける期間が長くなっ
ているわけです。
卵巣を摘出した女性は乳がんになり難いこと
からも、乳がんの発症にはエストロゲンが
関係していると考えられていています。
ポイントは
女性ホルモンのエストロゲン
といいうことです。
乳がんが増えてきていいる原因、
続きはまた次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!