みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸内視鏡検査にて受診者
が受ける苦痛、そして見落としに影響する
検査精度には内視鏡自体の性能も大きく
関わっていることについて書いてみました。
今、日本では大腸がんが増えていて
その増加率は世界でもトップです。![]()
その為、大腸内視鏡のテクニックの差を
補う手段として装置の性能も進化が求め
られている訳です。
以前より書いている通り
画像検査における検査精度は
「検査する者の技量」
「読影力(どくえいりょく)」
「装置の性能」
「受診者の状態」
で決まります。
特に大腸検査はこれらすべての要因が
どれをとっても重要となる検査であり、
検査精度のみならず受診者が受ける苦痛
をも左右してる訳です。
昔、日本では胃がんによる死亡者が多く
胃がん検診の受診が積極的に勧められて
きました。
その結果、早期発見が増えて胃がんに
よる死亡者は極端に減ったという実績が
あります。
大腸がんの場合は胃がんに比べて進行も
遅く、がんになる前の状態(前がん病変)で
発見することが出来ます。
これは非常に大きな特徴でメリットです。
そして大腸内視鏡では発見と同時に切除も
可能ですから、あとは検査を受けるかどうか
だけともいえます。
ただ、
大腸内視鏡検査は受ければ安心か
というと、それでもけっして100%では
ありません。
大腸内視鏡にも弱点はあります。![]()
そのあたりを次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()


