みなさん、こんにちは
最近、少し大きめの地震が目立ちますが
いかがお過ごしでしょうか

知り合いが千葉の地震を予言

していたので驚いています。

予め想定できていると備えも違いますね
では、
また肺がんの話に戻りたいと思います。
喫煙は、がんの確実なリスクであり、
肺がんの発生においても、これまでに
喫煙期間が長い程、喫煙本数が多い程、
また生涯の喫煙量が多いほど、リスクが
高いことは報告されています。

ところで未成年期に喫煙を開始した場合と
それ以降に開始した場合の肺がん発生リスク
についても気になるところです。

そこで、がんの既往がなく、喫煙経験のある
40~69歳の男女約4万人を2004年まで追跡した
結果にもとづき、喫煙開始年齢とがん発生率
の関係についての調査報告があります。

平均約14年間の追跡期間中に4386人が、何ら
かのがんを発症し、681人に肺がんを確認、
調査開始時に男性の28%、女性の8%は
未成年期に喫煙を開始したと回答して
います。

喫煙の開始年齢が20歳以降、18~19歳、
17歳以下の3つのグループに分けて、肺がん
の発生率を比べたところ、17歳以下で喫煙
を開始したグループでは20歳以降で喫煙を
開始したグループに比べて肺がんリスクが
男性は1.48倍、女性は8.07倍と高いことが
分かりました。
17歳以下の喫煙開始は20歳以降の喫煙開始
と比べて肺がんの発症が増加する結果です。
ただ、
未成年期に喫煙を開始した喫煙者の方が
1日当たりの喫煙本数が多く喫煙期間も長い
という特徴があり、喫煙開始が早かった
為なのか、喫煙期間によるものなのか
不明のような印象です。
