もう8月ですね、お盆に帰省をする方は
家族の認知機能も意識してほしいです
認知症の急増は国民病になりつつある
勢いです。
そこで認知機能低下の早期発見、早期治療の
重要性が知られつつありますが、
実際には多くの高齢者の認知機能低下が
見過ごされています。
その背景には、
自分自身ではなかなか気づけず
認知機能低下による記憶障害を単なる
「物忘れ」や「老化現象」として
捉えてしまいがちであり、
また、一人暮らしの増加であったり、
変化に気づく身近な人が減っている、
といった原因も挙げられます。
そんな中で早期発見のために意識したい
のが「嗅覚(におい)」です。
「におい」は記憶と密接に関係しており
日本人の認知症でもっとも多い
アルツハイマー型認知症では
記憶障害よりも先に嗅覚の低下が
症状として現れることが多いです。
高齢の方で、「以前は臭いと思った
ものを感じなくなった」など、
嗅覚に異変を感じたら認知機能低下も
疑った方がよいといえます。
認知症予防のための嗅覚テストがあります。
10枚のカードのニオイを嗅いで解答用紙に
書き込むだけの手軽な自宅用嗅覚テスト