みなさん、こんにちは
一生懸命に過ごされていますか![]()
前回は
にて、要精密検査となる確率や
医療機関を選ぶメリットについて
書いてみました。
いかがでしたでしょうか![]()
以前より、胃Ⅹ線検査の精度には
検査技術と画像を見て診断する読影力
が大きく影響し、それらが乏しければ
見落とし、見逃し、といったことが
起きてしまうことから、
医療機関を選ぶポイントについても
常々書いてきました。![]()
これらは検査をする側の問題で精度が
左右されている場合になります。![]()
実は
受診者にも胃Ⅹ線検査の向き不向きが
あるのです。![]()
そして、
それには「胃の形」が関係しています。
胃の形には
鉤状胃(こうじょうい)
胃下垂(いかすい)
瀑状胃(ばくじょうい)
牛角胃(ぎゅうかくい)
などあります。
鉤状胃は、通常の形をした胃のことで
胃下垂は、骨盤内まで下に伸びた胃です。
瀑状胃と牛角胃は、形に多少の違いは
ありますが両方とも胃下垂とは反対に
上に持ち上がった胃と言えます。![]()
内臓脂肪型肥満や筋肉質の男性に多く、
殆どの場合、脂肪が胃を持ち上げて
いるのです。
そして、瀑状胃と牛角胃の違いは、
脂肪による持ち上げられ方が異なる
状態になります。
一般的に瀑状胃や牛角胃と診断されると
要精密検査、或いは経過観察という判定に
になります。![]()
しかし、しかし
瀑状胃、牛角胃は共に病変的な意味合いは
ありません。![]()
では、なぜ精密検査か![]()
それは、瀑状胃や牛角胃は
胃Ⅹ線検査(バリウム検査)には適さない
胃であり、十分な検査が出来ないため
なのです。![]()
本来であれば、最初から内視鏡を受ける
という選択が良いのですが![]()
やはり内臓脂肪を落とす努力も必須です。![]()
内臓脂肪は、ここでも健康の邪魔を
している存在で、困ったものです。![]()
では、今日も体に感謝する一日を![]()


