みなさん、こんにちは
一生懸命に過ごされていますか?
前回は
にて、検査を担当した人の「技量」により
受診者は、その後の運命が変わること、
最良の検査を受けるには選ぶ努力も必要
ということを書いてみました。
胃Ⅹ線検査は最も技量の差が出る検査の
一つと思います。![]()
折角、がんばって検査を受けても
最悪の結果で、がんそのものが写つらない
粗悪な画像、ということも実際あります。![]()
診断を下すには情報が乏しく、判定困難な
場合、大抵は要精密検査になるのですが![]()
では、質の悪い検査をする医療機関は
精密検査になる率が高いのか
と思いませんか![]()
厚生労働省の発表では、胃がん検診で
要精密検査となる率は例年8~12%付近です。
胃がん検診を行う医療機関は、どこもみな
この率を意識しているのです。![]()
というのは、受診者から見て
要精密検査になる率が低くて、がんの発見率
が高ければ検査精度が良いと言えます。![]()
しかし、
平均的な精密検査率より大きくかけ離れて、
殆どの受診者が要精密検査と判定されたら・・
一次検査として胃Ⅹ線検査の精度に
疑問が生じる事でしょう。![]()
その様な場合、実際には多くの自治体では
原因を調査しています。![]()
何も要精密検査率が高くて、がん発見率も
著しく高ければ問題ないのです。![]()
仮に動作が鈍くなった高齢者ばかりでは、
精密検査になる率、がん発見率ともに
高くなるパターンです。
もし、
要精密検査率が高くて、がん発見率は低い
となると検査精度が低い!と判断される
恐れがあります。![]()
そのため、どこの医療機関も平均的な
精密検査率の範囲内に納まるように
常に意識をして判定を下している訳です。![]()
その結果、質の悪い検査をしている所では
がんが見つからないまま、翌年には進行がん
で発見されることになります。
これが、がんを見落としたり、見逃したり
といったことが起きるカラクリと言えます。
以前に、胃Ⅹ線検査の当たり外れ
でも書いていますが
早期胃がんの発見率が高い医療機関は
お勧めです。


