みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
主にどのような方法で乳がん検診が
行われていて、どのような人を対象に
しているのか
そして、日本では乳がん検診の受診率が
欧米に比べて極端に少ないのは
どんな社会的背景の違いがあるのか
などについて書いてみました。
日本では問診、及びマンモグラフィーが
乳がん検診として厚生労働省により
推奨されています。![]()
何の為の問診か![]()
と思いませんか![]()
これには2つの意味があると思っています。
一つは、乳がんのリスクを知るため、
もう一つはマンモグラフィーにおける
検査や診断の妨げになるものであったり
有益な情報を得る目的です。![]()
問診は自治体や医療機関によって尋ねる
項目に多少違いはありますが、
主に
年齢、身長、体重、喫煙歴、飲酒習慣
初経・閉経年齢
最終月経
妊娠・出産の回数
妊娠中・授乳中の有無、断乳後の期間
心臓ペースメーカーや豊胸術などの有無
過去の乳房の病気や怪我、手術歴
乳がん検診歴と結果
何か気になる症状
今迄に女性ホルモンの薬や注射の有無
血縁に乳がんの人がいるか
などなど問われることが多いです。
特に乳がんのリスクということでは
血縁に乳がんの人がいるかは重要でして
2018年の日本では1年間に約9万人の方が
新たに乳がんを発症しているのですが
このうち約5~10%は、遺伝的な要因が
大きく関係している「遺伝性乳がん」と
考えられています。![]()
中でも、最も多くの割合を占めているのが
「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」と
呼ばれる遺伝性乳がんで、
この場合は乳がんだけでなく、
卵巣がんを発症するリスクも高まることが
知られています。![]()
その他にも遺伝性乳がん卵巣がん症候群は
いろろと特徴をもっています。
また男性の方も関係ありますので
乳がんが増えている現在、知っておいた方が
良い内容です。![]()
そのあたり、次回書かせて頂きます。![]()
では、今日も1日「体に感謝を!」![]()


