骨が脆くなるのは 
カルシウムをはじめとした栄養不足や
ホルモンの影響ばかりではありません。
運動不足、喫煙、過度の飲酒なども
骨を弱くする原因です。
筋肉と同じように骨も鍛えなくては
骨量が減少していきます。
宇宙飛行士のように
骨に負荷のかからない無重力の空間に
いると、骨密度が減少してしまうのは
有名な話です。
高齢者の骨粗鬆症では、骨の量が減って
いくのは年間で1~2%ほどですが、
宇宙飛行士の場合は毎月1.5~2%となり、
骨粗鬆症の人の約10倍もの急激な速さで
骨量が減少していきます。
つまり、
鍛えないと骨は弱くなるという事です。
幸い地球上では重力により、歩いたり
動いたりしているだけでも常に
骨には負荷がかっており、
負荷がかかると骨にカルシウムが
取り込まれ、骨は強くなります。
骨粗鬆症で「寝たきり」や「介護」が必要に
なる原因として多い骨折が
大腿骨頸部骨折、腰椎圧迫骨折です。
そういった
注意すべき部分を強くするためにも 
意識して適度な負荷をかけたいものです。
先ずは歩きましょう。
階段を使いましょう。

