みなさん、こんにちは
やっと週末ですが
楽しく過ごされていますか
さて、今日も肺がんと喫煙の関係で、
あまり知られていないことについて
タバコは肺がんに限らず、様々ながんや
動脈硬化による心臓、血管系の障害などを
もたらします。
そして発見や対処が遅れれば
単に寿命を縮めるだけではなく
今まで普通に感じていた生活へ戻れなくなり
介護や支援が必要になることも珍しいこと
ではありません。
喫煙者の方々は既にみなさんご存知の
ことと思います。
しかし、何もタバコがもたらすリスクは
がんや心筋梗塞、脳梗塞になりやすい
というだけではありません。
例えば、肺がんとタバコの関係では
喫煙者は肺がんになる危険性が高い
というよりも、むしろ肺がんになった後に
苦痛や後悔が待っていると考えます。
あまり知られてはいませんが
喫煙者は肺がんになったとき、
手術を受けれない現実があります。
もし肺がんがみつかっても、喫煙者と
わかったら、少なくとも1ヶ月は禁煙を
しないと手術はできません。
喫煙者の手術は困難で、予後もよくない
からです。
術後30日の死亡率も喫煙者は高いのです。
その為、
禁煙を出来ない方の手術はお断り、
という病院が殆どと言われています。
喫煙者の場合、禁煙開始から手術までの
時間を極力長くすることが、術後合併症の
発生を低くしており、そのため大きながん
が見つかっても喫煙者は非喫煙者に比べ
手術の時期が遅くなる訳です。
また喫煙者の肺がん患者の場合は、
治療の選択肢も少ないのが現状です。
そんなこともあり、肺がんを告知された
喫煙者は、ほぼ100%が禁煙に至ると
言われています。