みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
日頃、運動をする機会をどれだけ
もっているかで、乳がんの発症が
変わってくるのかどうかを調査した
研究をご紹介しました。
特に肥満度による違いは
興味を引きませんでしたか
肥満度と乳がんリスクの関連については
女性ホルモンの一つエストロゲンが原因
と言われています。
エストロゲンは卵巣で作られますが
30代半ばから減少しはじめます。
ですが女性らしさを維持するために
そのとき女性ホルモンを作り補給を
するのが脂肪組織なのです。
つまり、身体に脂肪が多いほど
エストロゲンが増えるということに
なります。
アメリカがん協会の発表では
18歳以降に9.5~13.5kgの体重増加が
あった女性は、増加が2.5kg以下だった
女性と比べて、乳がんになった確率が
40%高かったそうです。
ゆえに運動をして脂肪をつけない事、
肥満の方であれば脂肪を落とす事が
乳がん発症のリスクを下げる
ということでした。
では、
日頃の運動量は多い方が乳がんになる
率が低くくなりますが
乳がん死亡率とういう面で運動は
どうなのか というと
アメリカの研究になりますが
調査開始時点で乳がんになっていない
約8万人の女性を11年間追跡した研究で
期間中に乳がんにより111名の女性が
死亡しています。
1週間の運動量を調査してみると、
週2.5時間の適度の運動と、
1.25時間の活発な運動を
していた人は、乳がんによる
死亡率が42%も低かったのです。
また、この研究で調査されたのは
他にもありまして
女性の胸の大きさと乳がんで死亡する
リスクに関係性があるのかどうかです。
それについては
また次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!