糖尿病は、骨粗鬆症や骨折とも深い関係
があるものの、あまり知られていません。
実は糖尿病の人は骨折し易く、
その割合は、糖尿病でない人の2倍
といわれています。
骨粗鬆症は、
骨の密度が減って骨がもろくなり、
僅かな衝撃でも簡単に骨折してしまう状態
です。
そして骨粗鬆症は、
加齢や栄養不足、女性ホルモンの影響を
受けやすく、痩せた高齢者の女性に多く
みられます。
特に女性の場合は、
更年期以降は女性ホルモンのバランスが
崩れだし、骨密度は急激に低下します。
50歳以上の女性の3人に1人が骨粗鬆症
かかっているという報告もあります。
さらに糖尿病となると骨粗鬆症の頻度が
高くなるのですから非常に深刻です。
現在、国内で介護が必要になる原因の
第4位は「骨折・転倒」です。
将来、要介護や寝たきりの状態に
ならない為に、もっと骨粗鬆症について
知る必要があるのかもしれません。