こんにちは
糖尿病になると毎月の医療費が
重く伸し掛かります。
基本的に完治はなく、合併症を起こさない
ための血糖コントロールを常に意識して
いかなくてはいけません。
そして糖尿病は早期発見、早期治療が
大切です。
なぜなら、
症状が進行するに伴って治療費の負担は
重くなるからです。
その経済的負担について
糖尿病は、血糖コントロールの状態や
合併症の有無、併用薬等の状況によって
治療内容が大幅に異なるため、
医療費は患者さんによって様々です。
あくまで目安として
下記の３パターンについて
糖尿病の治療費として試算してみます。
月１回の通院で、大まかにいくら
くらいかかるのか
投薬無しの場合
再診料や特定疾患療養管理料、検査料など
自己負担3割で月額およそ2500～4000円程度
経口薬療法の場合
処方箋料、調剤料、薬剤料などが加わり
自己負担3割で月額およそ5000～8000円程度
インスリン療法の場合
在宅での自己注射や血糖測定を行うため、
在宅自己注射指導管理料や血糖自己測定の
指導管理加算などが加わり、さらに薬剤料や
注射器具、検査料もかかるため多くの場合、
自己負担額3割で月額1万円以上になります。
あくまで糖尿病の治療における金額で、
糖尿病の人は、高血圧や脂質異常症、
高コレステロール血症を発症していたり、
腎症を併発していることも珍しいこと
ではありません。
そうなると、更に費用は大きく
伸し掛かります。
また、糖尿病になると合併症の予防の為に
定期的に眼科の受診、動脈硬化の検査、
フットケアなど必須になり、別途費用も
かかることになります。
そして合併症が酷くなると通院では
済まなくなり、仕事に支障をきたしたり、
日常の活動が制限されるといった事態に
なってきます。
もし、毎年の健康診断で
HbA1cや空腹時血糖の値が
年々上がってきているようなら、
糖尿病への注意が必要です。
