夏の暑さも少し和らいだのか
しかし、湿度は案外高いようです。
連日の熱中症の続きですが・・・
熱中症を引き起こす根底には、
体温を調節するメカニズムがあります。![]()
体温調節の仕組として
皮膚の表面から空気中へ熱を放出
汗が蒸発するときに熱を奪う働きを利用
体温よりも気温が低ければ、
皮膚から空気中へ熱が移りやすく、
体温の上昇を抑えることができる。![]()
また、湿度が低ければ
汗をかくことで熱が奪われ、
体温をコントロールすることができます。![]()
しかし、体温より気温が高くなると、
空気中への熱の放出が難しくなるため、
体温調節は発汗だけに頼ることに![]()
ところが真夏日によくあるように、
気温が高いばかりでなく、
湿度も高くなると、
汗をかいても流れ落ちるばかりで
ほとんど蒸発しなくなります。![]()
そのため、発汗による体温調節すら
できなくなってしまいます。![]()
熱中症は、こうして体温を調整する機能が
コントロールを失い、体温がグングン上昇
してしまう機能障害なのです。![]()
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炎天下ばかりでなく、室内で静かに
過ごしていても起こります。
体温より気温が高かったり、湿度も高い
場合は要注意です。

