みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
国内では乳がんと診断される人が
毎年増えていること
そして、死亡数や死亡率も増加しており
この現象は他の先進国では見られず
日本のみに起きていることであること
について触れてみました。
例えばアメリカでは
乳がんによる死亡率は1990年代初めに
減少に転じています。
そして、乳がんと診断される人の割合も
2003年から減少しています。
とても素晴らしい状況に思えます。
しかし、とはいっても
生涯のうちに乳がんになる女性は
現在のところ
日本では11人に1人といわれ、
アメリカでは8人に1人と発表されています。
大きく差をつけてアメリカ人女性のほうが
乳がんになっているということです。
ですが、
乳がんによる死亡率をみてみると
日本の女性で約30%、
アメリカでは約24%
という具合で、日本人のほうが
乳がんで死亡する割合が高くなって
いるのです。
つまり、日本人はアメリカ人に比べ
乳がんになる人は少ないが、
乳がんで死亡する割合が高い
ことになります。
この乳がん発見後の死亡率の差は
見過ごせるものではありません。
ましてや、
病後の回復も欧米の女性に比べて
日本人女性の方が良いと言われて
いるのです。
アメリカでの乳がんになる女性は多いが、
死亡する割合は少ないという現象について
どんな対策をとっているのか
気になりませんか
このことから考えられるのは
日本では乳がんの早期発見される割合が
低いということです。
乳がんは早期発見できれば高い確率で
助かっています。
反対に早期発見が出来なければ
命を落とす割合は増し、
仮に助かったとしても生活の質を
損ねる可能性が高いです。
ではアメリカや他の先進国では
早期発見をするために
どんなことをしてきたのか
次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!
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