みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸CTの長所やメリット
について触れ、どんな点が内視鏡や注腸に
比べて優れているるのか書いてみました。
やはり検査時の苦痛がないのは大きいと
思います。![]()
それに内視鏡や注腸では大腸の走行で
検査の難易度が変わったり、病変による
狭窄や、或いは普段からの生理的な狭窄が
があるとその先には内視鏡やバリウムが
進まず検査できない事もありました。
大腸CTでは完全に腸が詰まっていない
限り検査が出来る訳です。
大腸内視鏡検査や注腸検査の弱点を
補える検査ともいえます。![]()
ですが、もちろん短所もあります。![]()
検査精度の面からは、
大腸がんやポリープの描出において
10mm以上のものであれば内視鏡と同等の
成績ですが、5mm以下になると描出が
困難な状況です。![]()
幸い大腸がんの検査は数年に1回の検査で
良いと言われるほど進行が非常に遅いため
5mm以下のがんやポリープが見つからずとも
特に問題ではないようです。
また内視鏡のように粘膜面の色の違いから
異常を識別することが不可能で、大腸CTは
ポリープのように突出した高さのある病変で
あることが対象となります。
更に内視鏡の強みでもあったポリープ等の
組織を採取してがん細胞の有無を調べたり
切除することは、もちろん不可能で
そしてCT検査ですのでⅩ線を使います。
妊娠中や妊娠の疑いのある方は受けること
が出来ません。
などなど短所はあります。
大腸内視鏡では異常があると組織を
採取したり、その場で切除するなど
質的な診断や早期治療に優れて
いましたが、死角があるなどの
問題もありました。
大腸CT検査では
がんやポリープの存在を診断するのに
有効と考えます。
実は大腸CTの短所、問題点は
この他にもありますので
続きはまた次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を![]()
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